ミランティジャパン様の導入事例(日本)

導入先紹介

有限会社ミランティ ジャパン(九谷結窯 ) (https://yui-koubou.com/)
結工房外観
石川県加賀市で、伝統工芸「九谷焼」の企画・製造・販売を行う。元々産業機械製造からスタートした異色の経歴を持つ二山社長が2004年に起業し、3DプリンタやNC加工機による型作りと伝統技法を融合。
分業と職人不足が叫ばれる業界において「非職人化」と「デジタル化」による新しいものづくりを推進している。

使用機種

  • GOCCOPRO QS2536

GOCCOPRO QS2536

GOCCOPRO Q2536は、露光・現像工程が不要なデジタルスクリーン製版機です。
データから直接製版を行うため、高度な職人技術を必要とせず、スピーディかつ精密な製版が可能。
多品種小ロット生産や試作開発のリードタイムを劇的に短縮します。
GOCOPRO QS2536

インタビュー

  • GOCCOPRO導入のきっかけ
  • 今後の活用イメージを教えてください

「職人技」に頼らないスピード感。暗室も経験もいらない点が魅力でした。

普段製版工程は外注に依頼していますが、コストと納期がかかるため、小ロット多品種の商品開発においてスピード感が損なわれるのが悩みでした。
「必要な時に、自分たちですぐに版を作りたい」というのが内製化のスタート地点です。

一般的な「乳剤製版」は、暗室設備の導入、乳剤の塗布や乾燥、露光、そしてピンホールの修正作業など、熟練した職人の技術と膨大な手間が必要です。
特に私たちは多色刷りの版を扱うことが多く、1つの商品で何版も必要になります。これをアナログな手法で内製化しようとすれば、専任の職人が必要になり、生産スピードは上がりません。

その点、GOCCOPROはデータさえあれば「誰でも」「すぐに」「高品質な」版が作れます。職人技をデジタルに置き換えることで、製版にかかる時間を劇的に短縮し、開発のサイクルを早めることができる。これが導入の最大の決め手でした。

「厚盛」への挑戦と、新素材開発の加速。GOCCOPROを武器に新しい可能性を広げたい。

九谷焼には、絵の具を厚く盛り上げる「盛り(もり)」という独特の技法があり、これが商品の価値に直結します。デジタル製版はフィルムが薄いため、どうしてもインクの厚みが出にくいという課題がありますが、メッシュ数の使い分けや重ね刷りの検証など、デジタルで伝統的な質感をどこまで表現できるか、試行錯誤を続けています。

また、当社では「Qpor(キュポーレ)」という、吸水性と保水性を持つた新素材を開発しました。「凍る器」や「アロマディフューザー」など、従来の焼き物の常識を覆す商品を展開しています。今後はこの素材にもGOCCOPROを活用して、スピーディーにデザインの試作や小ロット展開を行っていきたいと考えています。

私たちは「できない理由」を探すのではなく、「どうすればできるか」を常に考えています。新しい素材や技術に次々と挑戦していく中で、GOCCOPROのスピードと手軽さをうまく活用し、伝統産業に新しい風を吹き込んでいきたいですね。

写真

  • ラーメン店どんぶり
  • 宿泊施設ロゴマグカップ
  • 作業部屋
転写紙(丼)
使用した転写紙
マグカップ
使用した転写紙
ミランティジャパン様設置風景

伝統産業こそDXのチャンス

ミランティジャパン様の事例は、職人技術への依存度が高い製造現場において、RISO DTSがいかに「リードタイム短縮」と「内製化によるイノベーション」をもたらすかを証明しています。 多品種小ロットへの対応、新素材開発への応用など、GOCCOPROは単なる製版装置ではなく、ビジネスモデルを変革するツールとして活用されています。

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