金インクのつくり方

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金インクはどうやってつくるの?

水性インクか溶剤系インクかの種類によって異なりますが、基本的には使用時にその都度無色のバインダーに金属粉やペースト、色素を混合し、必要な分量だけ作って使用します。金属粉は、金粉とアルミ粉の2種類があります。金粉はそのまま混ぜて使えますが、アルミ粉は混ぜた後、さらに色素で着色します。キラキラ光る度合は、混ぜる金属粉の粒度(粒子の大きさ)によって変わります。
粒度が大きいとキラキラ(金属感)がはっきりしますが、印刷するときに粒子が大きいとメッシュの網に詰まり、粒子とインクが印刷物に転移しません。粒度が小さい方がメッシュを通過しやすく目詰まりを起こしにくくなります。ただし、粒度が小さいとキラリと光るような光沢感は減ります。
GOCCOPRO QSマスターには、粗いメッシュは50メッシュ、70メッシュがあります。金インクなどを使用するが場合、粗いメッシュを使用する上に、製版後に残渣除去のためにサーマルクリーナー処理をすることを推奨します。

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