理想科学工業(RISO)は、2026年5月19日から22日まで開催された「FESPA Barcelona 2026」に出展しました。
今回は、イタリアを拠点にGOCCOPROシリーズをはじめとするスクリーン印刷関連製品を展開する、MARKET SCREENTYPOGRAPHIC S.r.l.(通称:MST社)との共同出展でした。


製品のデモンストレーションの中でも大きな反響を呼んだのが、「GOCCOPRO QS2536」で製版した版を用いたスクリーン印刷と、近年の市場を席巻するDTFを融合させたコンビネーション印刷の提案です。
DTFの仕上がりの画一化は品質の安定というメリットでもある反面、受注業者側にとっては他社との差別化が困難となり、顧客からの細かなこだわりや差別化要求に応えにくいという側面を持っています。
デザインの大部分を風合いが良く通気性に優れたスクリーン印刷で表現し、ワンポイントのグラフィックにDTFを採用することで、デザイン性と快適性を両立した高付加価値なウェアを実現する事ができました。
ブースでは、ANATOL社製の手動スクリーン印刷機Tornadoにヒートプレス機DTP4060を組み合わせた、以下の効率的な生産ワークフローが実演されました。
- シルクスクリーン×DTF
- 印刷サンプル
製版工程
GOCCOPRO QS2536により、約200秒で高精細版を製版。

印刷工程
ANATOL手動印刷機に版をセットし、スクリーン印刷を施工。

DTF配置
スクリーン印刷を施したウェアにDTFシートをポジショニング。

定着工程
ヒートプレス機DTP4060にて、スクリーンインクの熱硬化とDTFの熱転写を同時に実施。

発泡インク
単色印刷だが凹凸のある目を引くデザイン
