30. 版の耐久性や、使用上の留意点について教えてください

推奨しているRISO水性インクとの組み合わせでご説明します。
版の材質そのものは、インクの成分の影響をほとんど受けませんのでRISO水性インク由来での耐久限界はありません。
では、何が耐久性(=何枚刷れるか)に影響するか?

?インクが版上で乾いて詰まってしまいインクが出なくなる(=版乾き
→水性インクは水分の蒸発とともに固形化し、版乾きが起きます。
そのため、版が詰まる前に適度な頻度で版を水を含ませた布でワイピングして、インクのつまりを取り除くことが必要です。
ワイピングは絵柄を形成する膜(フィルム)のエッジに物理的なストレスを与えますので、これを繰り返すといずれはエッジが捲れてしまい画像を損ねることになります。
なるべくストレスを与えないよう優しくワイピングすること。
また、インクの乾燥固化が進むと取り除きにくくなりますので、印刷しながら版乾きの兆候を感じたら躊躇せず、ワイピングをしてください。

適切なワイピングで版のコンディションを維持すれば、100枚×nのオーダーで印刷できます。

?マスターがフレームにしっかりと貼りついた状態を維持してください。
「MiScreen a4プラスチック製フレーム」は製版と印刷を兼ねていますが、多枚数の印刷には適していません。
他枚数を刷る際にはより剛性の高い紙フレームか、別売の印刷専用フレーム「アルミフレームMS-A4」や「ワンタッチフレームDP-L」にしっかりとマスターを貼り付けてお使いください。
両面テープでの固定だけでなく、マスキングテープ等でマスターの4辺をしっかりと固定することをお勧めします。

マスターがフレームにしっかりとどまることで、前述?のワイピングの作業もやりやすくなります。

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